- コラム
緊張型頭痛とは?首・肩こりとの関係と対処法
「頭全体が締め付けられる」
「後頭部から首にかけて重い」
「夕方になると頭痛と肩こりがつらくなる」
このような症状は、緊張型頭痛の可能性があります。
緊張型頭痛は、一次性頭痛のなかでもよくみられる頭痛の一つです。デスクワークやスマートフォンの使用などで同じ姿勢が続く方は、首・肩の負担を伴うことがあります。
今回は、緊張型頭痛の特徴、片頭痛との違い、首・肩こりとの関係、自宅でできる対策について、尾張旭市の頭痛専門 接骨院わが家が分かりやすく解説します。
緊張型頭痛とは?
緊張型頭痛は、頭全体や後頭部が圧迫されるように痛む頭痛です。
「きつい帽子をかぶっている」
「はちまきで締め付けられている」
「頭の上に重いものが乗っている」
などと表現されることがあります。
日本頭痛学会によると、緊張型頭痛は一般的に30分〜7日間続き、多くは両側に起こります。痛みの強さは軽度から中等度で、歩行や階段の上り下りといった日常動作では悪化しにくいことが特徴です。
緊張型頭痛の主な特徴
次のような症状がみられます。
- 頭の両側が痛む
- 頭全体や後頭部が締め付けられる
- ズキズキというより、重い・圧迫される感じがする
- 痛みの強さは軽度から中等度
- 動いても痛みが強くなりにくい
- 首こりや肩こりを伴うことがある
- 吐き気や嘔吐は基本的にない
- 光や音が気になる場合も、通常はいずれか一方
頭痛があっても仕事や家事を続けられることが多いため、我慢してしまう方も少なくありません。
反復性と慢性の違い
緊張型頭痛は、起こる頻度によって分類されます。
反復性緊張型頭痛
頭痛が起こる日が、平均して月15日未満のタイプです。
長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用、慣れない作業などによって首・肩周辺の負担が増えたときに起こることがあります。
慢性緊張型頭痛
3カ月を超えて、平均して月15日以上頭痛が起こるタイプです。
頭痛が頻繁になると、首・肩周辺の負担だけでなく、ストレスや睡眠、痛みに対する神経系の過敏化など、複数の要因が関係することがあります。
「いつものことだから」と我慢せず、頭痛の回数が増えてきた場合は、脳神経内科・脳神経外科・頭痛外来などへ相談しましょう。
首・肩こりと緊張型頭痛の関係
頭を支える首や肩には、日常的に大きな負担がかかっています。
特に、
- 長時間のデスクワーク
- スマートフォンを見るうつむき姿勢
- 猫背や前方頭位
- 同じ姿勢での運転
- 身体に力が入りやすい状態
- 精神的なストレス
- 運動不足や睡眠不足
などが続くと、首・肩・後頭部周辺の筋肉に負担が蓄積しやすくなります。
ただし、緊張型頭痛の原因は「筋肉のこりだけ」とは限りません。慢性化した頭痛では、ストレスや神経系の痛みへの過敏さなども関係すると考えられています。
また、首や肩がこっているからといって、必ず緊張型頭痛とは限りません。片頭痛でも首のこりを感じることがあるため、自己判断には注意が必要です。
| 特徴 | 緊張型頭痛 | 片頭痛 |
|---|---|---|
| 痛み方 | 締め付け・圧迫感 | ズキズキすることが多い |
| 痛む場所 | 両側・頭全体・後頭部 | 片側または両側 |
| 痛みの強さ | 軽度〜中等度 | 中等度〜重度 |
| 身体を動かしたとき | 悪化しにくい | 悪化しやすい |
| 吐き気 | 基本的にない | 伴うことがある |
| 光・音への過敏 | あっても一方のみが多い | 両方に過敏になることがある |
実際には両方の特徴が重なる場合もあります。症状だけで決めつけず、繰り返す頭痛は医療機関で正しい診断を受けることが大切です。
自宅でできる緊張型頭痛対策
1.長時間同じ姿勢を続けない
デスクワーク中は、30〜60分を目安に一度姿勢を変えましょう。
立ち上がる、肩を回す、背筋を伸ばすなど、短時間でも身体を動かすことが大切です。
2.パソコンやスマートフォンの位置を見直す
画面が低すぎると、頭が前に出て首への負担が大きくなります。
パソコン画面は正面に近づけ、スマートフォンもできるだけ顔の高さに近づけましょう。
3.首・肩をやさしく温める
首や肩のこりを伴う緊張型頭痛では、入浴や蒸しタオルなどで温めると楽になる場合があります。
ただし、ズキズキする痛みや吐き気があるなど片頭痛が疑われる場合、温めることでつらく感じることもあります。
4.無理のない範囲で身体を動かす
肩回しや散歩などの軽い運動は、身体の緊張をほぐすきっかけになります。
強い痛みがあるときは無理をせず、症状が落ち着いているときに行いましょう。
5.頭痛の記録をつける
次の項目を記録すると、自分の傾向を把握しやすくなります。
- 頭痛が起きた日時
- 痛みの場所と強さ
- 痛みが続いた時間
- 首・肩こりの有無
- 睡眠時間やストレス
- 薬を使用した日数
頭痛薬の使いすぎに注意
頭痛薬を頻繁に使用すると、薬剤の使用過多による頭痛につながることがあります。
自己判断で服用回数を増やさず、使用する日が増えている場合や薬が効きにくくなった場合は、医師または薬剤師へ相談してください。
すぐに医療機関を受診すべき頭痛
次のような症状がある場合は、緊張型頭痛と思い込まず、速やかに医療機関を受診してください。
- 突然起こった激しい頭痛
- 今まで経験したことがない痛み
- 短時間で痛みがピークに達した
- 手足のしびれや麻痺がある
- ろれつが回らない
- 意識がもうろうとする
- 発熱やけいれんを伴う
- 頭痛が数週間で徐々に悪化している
- 頭を打った後に痛みが出た
日本頭痛学会も、突然の激しい頭痛や発熱、手足の麻痺・しびれを伴う場合は、脳神経外科または脳神経内科を至急受診するよう案内しています。
尾張旭市・瀬戸市で頭痛と首・肩こりにお悩みの方へ
頭痛専門 接骨院わが家では、危険な症状や医療機関での検査が必要な可能性を確認したうえで、首・肩の筋緊張、姿勢、顎まわり、睡眠、日常生活での身体の使い方を丁寧に確認します。
接骨院では緊張型頭痛の診断や投薬はできません。そのため、医療機関での診断や治療が必要な場合は受診をご案内し、首・肩こりや姿勢など身体的な負担が重なっている方をサポートします。
「夕方になると頭が締め付けられる」
「デスクワークで首・肩がつらい」
「検査では異常がなかったが頭痛を繰り返している」
このようなお悩みがある方は、尾張旭市の頭痛専門 接骨院わが家へご相談ください。
三郷駅から徒歩6分、完全予約制・駐車場あり。瀬戸市からも通いやすく、平日は23時まで対応しています。
※本記事は一般的な情報を提供するもので、病気の診断や治療に代わるものではありません。
